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長閑なお買いもの

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野菜を買いに、西新宿の‘万辰’さんに出かけました。

近所の焼き鳥屋さんの‘志奈川’のご主人と

猫の‘コテツ’が出迎えてくれました。

何とも言えない長閑な雰囲気が漂います。

平和な昼下がりを十分に味わい、

美味しいトマトやアボガドを買い込んで・・・さてと仕事に打ち込まないと。
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by seki-arc | 2012-06-20 09:15 | 食べる・飲む

旅の最終日ー高松市内をウロウロ

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旅の最終日のメーンイベントは、高松市牟礼町にある

イサムノグチ庭園美術館の見学です。

見学は完全予約制。事前に往復はがきでの申し込みが必要で
13:00に受付けに集合です。


その間、高松市内で‘うどんカタログ’を片手にうどん屋さんのハシゴする予定でしたが、

なんと地図に‘香川県庁舎’の文字が。


香川県庁舎といえば、丹下健三の1950年代の代表建築の一つ。

ありました、ありました。隣にそびえ立つ2000年に竣工した22階建ての
本館が出来上がる迄の‘旧本館’。

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実際に見るのは初めてですが、懐かしいなー。


日本の伝統美を鉄筋コンクリートで表現した初期の傑作と評されていました。

竣工が1958年ですから、私が4歳の時に出来上がっていたんですね。

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現在は、役所としての機能はされていませんが、

このホールも何度も雑誌で見てました。

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学生の頃は、あまり気付かなかったのですが、

結構‘木’も使われていたんですね。

階段の段板、手摺、天井、ベンチ、カウンターなど。



木のぬくもりのお蔭で、優しい空間になっています。





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丸太を裂いて組み合わせただけの

非常にシンプルなデザインのベンチですが、

すわり心地も良く、存在感もありました。


うどんに目がくらまずに、名建築を見逃さないで良かった!






でも、イサムノグチの前に本命の讃岐うどん屋さんに向かいます。

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栗林公園近くの人気店「上原屋本店」。

11時少し過ぎた時間帯なのですが、

駐車場に車はどんどん入ってくるし、

車から降りたら先を急ぐように店に向かう高松の人々。

一応東京の‘丸亀うどん’で、讃岐うどんの注文の仕方を練習してきたのですが、

本番ではちょっと緊張してしまい、失敗してしまいました。


しかし400~500円で、こんなに美味しいうどんを

お腹いっぱい食べられる高松の人が羨ましい。





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高松市内は2両編成の‘琴電’こと高松琴平電鉄であちこち移動しました。

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石垣の向こうに、イサムノグチの彫刻庭園が見えます。

1969年から五剣山と屋島の間にあるこの土地にアトリエと住居を構え、

以降20年余りの間、制作に励みました。

ここも残念ながら撮影禁止で、目に焼き付けるしかありません。


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石垣の手前の彫刻と、向こうに見える白壁の蔵との間に

背丈のある作品がうかがえます。


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イサムノグチの住居。もと丸亀の豪商の屋敷を移築したそうです。

玄関や窓から居間がのぞけるのですが、やはり撮影禁止。

竹と和紙でデザインされた有名なイサムノグチの照明器具が上手に配置されていました。



帰りのタクシーの運転手さんに教えてもらったのですが、

東京のチェーン店‘丸亀うどん’は兵庫県の企業だそうで
讃岐うどんとは全く関係ないとの事。


あっぱれです。
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by seki-arc | 2012-06-11 19:43 | 旅・休日

直島から小豆島へ

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ベネッセハウスパークの宿泊棟から

朝食をいただくテラスレストランまでの道のりが

中々楽しませてくれます。

宿泊棟からのドアを開けると

まずはエントランスホール。

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階段を下りると

朝でも暗い、中庭が見えてきます。

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一転目いっぱい明るい、半外空間に。

ガラスが散りばめられた、

さわやかな色合いのアールの回廊を通って、

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開放的な瀬戸内海に続く外空間に。

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奥に宿泊棟が見えます。

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ニキ・ド・サンフォールの「腰掛」を横目に見て

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テラスレストラン「海の星」へ。

やっと食事がいただけます。

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直島の宮浦港からフェリーで一旦高松港へ。

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別会社の高速艇で小豆島に向かいます。

カッコいい外観の割に、昭和初期の風の吹くインテリア。

船の出港時に流れる大音量の演歌には

少々驚かされました。

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400年以上の歴史をもつ、小豆島の醤油造り。

「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれる一体。

昔ながらの黒い板壁の醤油蔵や佃煮工場が残っています。

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寒霞渓、二十四の瞳映画村、エンジェルロードには目もくれずに

伝統の製法と150年前の杉樽で醸造している「ヤマロク醤油」へ。

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明治の創業当時から受け継ぐ、高さ2mの杉樽が並ぶ

もろみ蔵内部を見学させてもらいました。

実は樽以上に、梁や柱や土壁、土間の中に

100年以上前から、百種類という酵母菌や乳酸菌たちが

暮らしているそうです。

陽の当たる場所、当たらない場所で

一樽ごとに微妙に味も違うそうです。

気候も暖かくなってきたために、

菌たちがブツブツと発酵する音が聞こえてきました。



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今にも崩れそうなくらいぼろぼろに見える杉樽ですが、

腐っているわけではなく、

この中に大切な菌たちが暮らしているとのこと。

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今夜は、「醤の郷」にある‘島宿真里’に宿泊です。

久々に‘日本の正しい夕暮れ’を見ることが出来ました。

17:00に夕焼け小焼けの歌が流れ、

18:00に子供は家に帰りましょうのアナウンス。

あたりは、かぐわしい香りに包まれています。

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食事は「醤油会席」


四種類の醤油が並べられます。  右から
 

島宿真理の特製 【諸味たれ】
ヤマロク醤油の杉樽再仕込 【鶴醤】
正金醤油の絞ったままの 【生あげ】
ヤマヒサ醤油の杉樽仕込濃口絞ったままの 
【頑固なこだわり醤油】       です。 


一つづつ舐めてみて、それぞれの特徴を確かめます。
 

どれも美味しく、これだけで飲めそうなくらいですが、、、 


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お料理の4皿目にでた 

‘春の造り盛鉢 畑野菜’ です。
 




地元で採れる厳選された魚介類と

宿の畑から収穫された野菜たち。 

非常に美味であり、また一口いただく毎に

どの醤油がふさわしいか、

考えるのがまた楽しみでした。


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そしてこれが名物の ‘オリーブの実の土鍋ご飯’ です。


これに地元産のエキストラヴァージンオリーブオイルをサラッとかけていただくのです。

オイルなのにかけると不思議なくらい爽やかになりました。 香りも立ち、ウ~ン、素晴らしい!!

和食によく合う、すばらしく高貴な味わいのあるオリ-ブオイルでした。



地元産の食材を見事に活かした 『醤油会席』 、大満足でした。
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by seki-arc | 2012-06-05 17:08 | 旅・休日

アートの島「直島」

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先週の火曜日から2泊3日で、瀬戸内に行ってきました。



高松港からフェリーで50分。

もう少しでアートの島「直島」に到着です。

それにしても瀬戸内海は穏やかな海でした。

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まずは本村エリアを散策です。

本村地区に残る瀬戸内固有の古民家や歴史ある神社を

アーティストが改修し、空間そのものを作品化したプロジェクト

‘家プロジェクト’を見て回ります。

「護王神社」  本殿へはガラスの階段で。

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「角屋」

約200年前の民家を修復し、屋内を真っ暗にして

座敷部分=本来畳の敷かれている部分に水を張って

125個のデジタルカウンターが設置されています。


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細い路地をたどってアート作品を鑑賞するのですが、

焼杉板、漆喰仕上、本瓦の一般の住宅も多くみられます。



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ここも普通の民家の塀です。

流石、アートの島です。

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安藤忠雄設計の「南寺」

かつて寺のあった場所に、焼杉板で囲まれた新たな建物を建築。

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力強い化粧垂木を2段重ねて軒の出を深くした軒裏。

建物の中は、ただ真っ暗な空間。

じっと目を見開いて5分間経つとうっすら光が見えてきて、

そのまま帰る不思議な体験。

その暗闇に入る前までのアプローチを

十分に堪能していないと、狐につままれた気分で帰ることに。

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「家プロジェクト」の次に安藤忠雄の設計による「地中美術館」へ。

芸術作品に合わせて空間が設計されているため、

建物も含めてアートのため、全て撮影禁止。

特に印象に残ったのは

圧倒的な迫力のウォルター・デ・マリアの展示空間。

またクロード・モネの自然光のみで見られる空間。

モネの絵画と空間を一体にするために、

様々な工夫が見られました。


写真はこの日最後に訪れた、

ベネッセハウスミュージアムのアプローチ。



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直島から見た瀬戸内海の夕日。

左に見える大槌島の遥か彼方に

瀬戸大橋が見えました。
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by seki-arc | 2012-06-02 20:30 | 旅・休日