階段を上がりきると八幡浜湾を見渡せる2階ホールに。予備室の和室と繋がっています。
浴槽に浸かりながら豊後水道も見ることが出来、穏やかな湾に出入りするフェリーも眺められます。
ハーフユニットの壁に曽祖父の育てた桧板を張りました。
南西に面した居間~2階ホールの大きなサッシから冬の日差しがたっぷり入り
断熱気密をしっかり施した内部空間に暖かな空気がたまります。
陽が沈んでから暖かな空気がサッシから逃げるのを断熱ブラインドで防いでいます。
夏の日差しを遮る為に外部に電動外付けブラインドを設置しています。
タモの突き板で設計された玄関収納を工務店の社長のご好意で無垢のタモで製作していただきました。
イペ材を床に使い手すりは桧の無垢材で仕上げています。
外壁に合わせてグレーの塗料を塗るかどうか迷いましたが、
室内空間から見える手すりが、室内造作材の桧やタモと違和感がない為、
最初をそのまま白木を見せ、汚れがついてきたら濃い色で塗装することにしました。