愛媛県八幡浜市の現場は宇和海を望む八幡浜港を見下ろす高台に建てられています。
九州に渡るフェリーの出入りが眺められ、湾を挟む両脇にミカンの生る山も見渡せます。
上棟から2ヶ月、外壁の杉材が張リ進められていました。
壁・屋根はセルロースファイバーを吹き込み、付加断熱
として壁の外側にスタイロフォーム30㎜を張り足しています。
工場で一度下塗りをした杉板を1階から張り始め、水切で縁を切って
2階から上の板を途中で継ぎ足すことなく1枚で張っています。
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キッチンから居間方向を見た写真。居間は畳で仕上げられ1FLから380㎜の小上がりです。
居間上部は吹抜けで、1階から2階へ桧の大黒柱が天井まで貫いています。
浴室からも海と山が見下ろせます。
2階ホールから吹抜け越しにこの季節夕日が沈む時間帯は最高の眺めです。
太陽が海に沈むまで冬の日差しが反対側の壁面まで差し込んでました。
夏の日差しは電動外付けブラインドで調整できるようにしてますので、夏の西日は遮られます。
「八幡浜の家」は「下吉田の家」と同じく、床下ルームエアコンの風で床下の水の「蓄熱材」
アクアレイヤーに熱を伝えて、自然対流させ、ストレスの無い暖房環境を作り出しています。