文京区のマンションの完成まで、あと1か月となりました。
躯体コンクリートの凸凹の下地調整が終わり、
間仕切り壁の下地を組み始めています。
だんだん部屋の様子が解りはじめてきます。
両側の壁は、造作家具で埋め尽くすため、
全ての面に、厚み12㎜の合板を貼り、この上にPBを貼っていきます。
天井も、梁の下地も、コンクリートの躯体部分の壁の仕上がり厚さも
ギリギリまで詰めてもらい、少しでも空間が広くなるようにお願いしました。
この状態になるまでが、大変な作業です。
構造躯体の精度の悪さを、大工さんが細かく調整し、
少しでも当初の計画通りになるように施工してくれました。
短辺方向の壁間寸法は20㎜狭まりましたが、
梁下の高さは、計画より70㎜床から高くすることができました。
木造より相当大変な作業だと痛感しました。