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縄文杉をめざして

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5月24日、屋久島が梅雨入りしたその日

縄文杉を目指して、往復11時間の登山の開始です。

朝6:00にスタート。最初は「トロッコ軌道」をひたすら進みます。

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資材運搬用に使用されている現役の「トロッコ軌道」のため、

このように不定期でトロッコが走って来ることがあります。

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「切株更新」と呼ばれる現象で、

切り株に杉の赤ちゃんから小学6年生ぐらいの新芽が生えています。

これから何千年もかけて、屋久杉に成長してゆく?

未来の巨匠?たちです。

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8キロのトロッコ軌道が終わり、急斜面の山道が2,5キロ待ち構えています。

急斜面を登ること、約1時間。中盤のクライマックス「ウィルソン株」に到着。


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約300年前に切り倒された、切り株の中からの眺め。

切り株に中は、10帖ほどの大きさで、祠も置かれています。

見上げると、ハートの空洞になってます。


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推定樹齢3000年の「大王杉」。

「縄文杉」が発見さtれる前のチャンピオンだったそうです。

この杉もそうですが、屋久杉(推定樹齢1000年を超える杉の総称)

と呼ばれる杉の根元の部分には、江戸時代の試し切りの跡が見られます。

商品価値が高い木は切り倒されて製材され、曲がりくねったクセのある木や、

幹に空洞があるような商品価値の低い物だけが、

「屋久杉」として、生き残っているようです。

この島では、樹齢1000年ぐらいだと、名前をつけてもらえず、

500年くらいの樹齢ですと、「小杉」と呼ばれるそうです。



本州であれば、間違いなく‘注連縄’を、付けられるでしょうね。

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多分別の角度からの「大王杉」だと思います。

たくさんの屋久杉を見てきたので、良く解らなくなってきています。


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ここに写っている赤い幹の木は、巨大化した‘ヒメシャラ’です。

信じられないぐらい太い‘ヒメシャラ’があったのですが、登山道から近すぎて、

幹のアップしか写らないので、撮影はやめました。

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「夫婦杉」。

地上から10mほどのところで、2本の杉の枝が、

手を繋いでいるように、融合しています。間隔は約3m。

元々どっちの枝なのか判断できません。

屋久島では、杉だけが、近くの杉と融合して

長い年月を掛け、1本の木になってしまうことがあるそうです。

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登山道の脇から‘ヤクシカ’が、ジッとこちらの目を覗き込んで、

「あと少しだから」と声を掛けてくれました。

雨も急に強くなり、脚にも結構来ていましたが、あとひと踏ん張り。

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最後の天国への42段の階段を登りきると・・・・・「縄文杉」との感動の御対面。

思わず、万歳!やり遂げました。

ここまで来れるとは、夢にも思っていませんでした。

思い切って挑戦して、本当に良かった。





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樹齢2000年とも、7200とも言われていますが、

圧倒的な存在感に見合う言葉はなく、

ただただ見上げていました。

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上部には、ナナカマドやヒカゲツツジなどが着生し、小さな森を造っています。

近くの東屋で昼食を取り、縄文杉に別れを告げてから、

時間をかけて、下山しました。

今回、植物に非常に詳しいガイドさんをお願いしました。

屋久島固有種の草花、樹木、野鳥、石などの説明を受けながらの登山だったので、

長時間の道のりでしたが、ただがむしゃらに「縄文杉」を目指すのでなく、

とても楽しく有意義な一日を過ごせました。



ガイドさん、最近の山歩き用の様々な‘グッズ’さん

あなたたちのお陰で、そんなに筋肉痛も激しくなく、

多少の筋肉の張りはあるものの、普通に日常の生活が送れています。
by seki-arc | 2011-05-29 16:40 | 旅・休日
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