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ミヤコワスレ

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久しぶりに雨が上がって朝から現場に向かいました。仙川沿いに歩いていると、雨上がりを喜んでいるのか、ウグイスがさえずり、水面にはシラサギ、カモ、水中に数匹の鯉が出迎えてくれました。
それにしてもこの仙川は、雨が降るとすぐ水かさが増します。やはり都会の川は、保水能力がないとつくづく感じます。

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かなり前から花を咲かせていた‘ミヤコワスレ’です。建物の周りの木々が鬱蒼としてきたので、土曜日の午後、ばっさりと枝や、草を取り除くとツリバナのの下から顔を出してきました。本当に‘ミヤコ忘れ’と言う感じです。
名前の由来は、承久の乱にて佐渡に流された順徳天皇がこの花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとされ、この由来によって花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」などといわれる。
私は季節外れの菊の花?と思っていて、図鑑で調べようとしていたのですが、庭の清掃中に「こんな所にミヤコワスレが咲いている」という家内の言葉で初めて知りました。

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エゴノキが花を咲かせる頃、常緑樹の‘ソヨゴ’の葉っぱの入れ替えが始まります。毎日落葉の掃除をしなければなりません。よく落葉樹は掃除が大変で、常緑樹にして下さいといわれることがありますが、常緑樹もしっかり落葉します。少しずつのため目立たないだけです。
強い香りの小さな花が咲いていますが、エゴノキから移ってきた‘クマバチ’が、夢中になって頭を突っ込んでいました。
by seki-arc | 2010-05-26 08:51 | 庭の気配
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