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新たなプロジェクト

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富士吉田の家の間取りがほぼ決定しました。

前面道路から約3.5m下がった敷地に木造2階建ての専用住宅。

道路と同じレベルに玄関を設けます。

道路から見ると平屋建ての家に見えるでしょう。

まだまだ解決しなければならない問題も山積みですが

五月晴れのこの日からプロジェクト開始です。
# by seki-arc | 2017-05-02 19:22 | 今日の仕事

茅野の家

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長野県茅野市の地中熱利用の床下エアコンの家。

標高1,125mのため、基礎の凍結深度が800㎜のため、

基礎の底盤から基礎天端まで、1,250㎜もあり、

見た目は結構すごい基礎になっています。

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上から見るより、底盤面に下りてみるとかなりの迫力。

遠くに南アルプスの山並みも見えてます。

当初西側の田園風景を見下ろす、平屋建てでプランを考えていましたが

去年の梅雨明けに現場に立ち寄ったところ、

隣地境界線の外側の田んぼとの間にある市の傾斜地に

3mを超える雑草が生い茂り、視界が完全に閉ざされていました。

やむなく2階建てプランに変更。

夢の平屋建てを断念せざるを得ませんでした。


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来月25日~26日の上棟に向けて急ピッチで作業が進められています。

大型連休中は、場所柄現場作業はストップするため結構タイトなスケジュール。

プレカットの最終打ち合わせも行い、着々と現場は進み始めました。
# by seki-arc | 2017-04-28 09:22 | 今日の仕事

地熱利用床下エアコンの家の上棟

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現場到着が10:30になってしまったため、

2階床梁までほぼ完了していました。

ここから「屋直し」を行い建物を水平・垂直に治します。

この作業を怠ると後で直すのが大変なので

現場は真剣勝負です。


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「屋直し」が終わり、2階の梁上に厚さ24㎜の構造用合板を敷きこみます。

この剛床が水平構面を強固にするとともに、

工事中の職人さんたちの足元の安全も確保してくれます。

剛床を貼り終わった所で、お昼の休憩。



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休憩中に皆でお弁当を食べているときに、懐かしい人と対面。

以前の会社の下請け工務店の監督だった方が手伝いに来ていました。

午前中も見かけていましたが全く気が付きませんでした。

20歳を少し過ぎたばかりの好青年が、

ひげを生やした50代のおっさんになっていたのですから。

声を聴いて思い出しました。

バブルの頃、一生懸命知恵を出し合いながら頑張っていた人との出会いは

何とも言えず嬉しい事でした。


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屋根はシンプルな形状なのですが、登り梁が多いため

結構手こずってます。

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それでも何とか棟が上がりました。

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午後は強い風が出てきて、

結構大変でしたが、無事上棟いたしました。

皆さんお疲れ様でした。
# by seki-arc | 2017-04-20 17:54 | 今日の仕事

土台敷き

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東村山の地中熱利用の床下エアコンの家は、今日が土台敷き。

基礎断熱の外周部は気密パッキンを敷いてから土台を乗せます。



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内部は通気パッキンを敷き、土台を敷きます。



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午前中で、土台が敷かれました。

なるべく暖かい空気がいきわたるように基礎の開口は大き目に開けています。

許容応力度計算で耐震等級3にしているため、スラブに結構な補強金が入ってます。

明後日、今年最初の上棟です。
# by seki-arc | 2017-04-17 20:26 | 今日の仕事

埋蔵文化財包蔵地における試掘調査

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先週着工した東村山の現場で、埋蔵文化財の試掘調査が行われました。

地盤調査の結果、杭工事も地盤改良工事もなかったため、

根切り底を試掘するだけの調査になりました。

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掘りはじめてすぐに、平安時代の竈跡を発見。

根切り底の他の部分の土の色とは明らかに違う赤い土です。

竈跡は出てきましたが、これ以上地中を荒らさないで

そっと上に載せて建物を建てるのはOKだそうです。

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竈跡から土器の破片まで出てきました。

基礎があと200㎜深かかったら、一旦工事は中止になり

調査が長引いたかも知れません。

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それにしても平安時代の人々が、どんな姿でどんな建物に住んでいたのか、

興味は尽きません。

その時代から脈々と人々が住み続けられた場所に、

また新しい家を建てさせていただく事に感動させられた日でした。



追伸

現場の帰りに、これから設計に取り掛かる吉祥寺南町の役所調査に

武蔵野市役所に立ち寄った所、今度の敷地も埋蔵文化財保護地域でした。

また試掘調査に立ち会わなければ!
# by seki-arc | 2017-03-16 19:32 | 今日の仕事